ある程度自分でできるシロアリチェック

絶対ではないんだけど、シロアリの点検は自分でできます。


日本に存在するシロアリは20種類ぐらいいますが、

住宅に被害をもたらすのはほとんど

「イエシロアリ」

「ヤマトシロアリ」

の二種類で、

これらのシロアリは巣立ちの時以外地面の中から出てきません。

臆病であるということもあるんですが、

乾燥を嫌うので湿った地面の下が好きというのもあります。

実際シロアリは水のない環境では活動できません。

(カンザイ種は別です)

中古住宅では水回りによくシロアリの被害が見られるのはそのためです。

水がないと木がかじれないらしく

シロアリというやつは体内に水を運ぶ袋を持っているらしいのです。

「乾いた木を水で濡らしてかじる」

だから川とか池の近くだとシロアリは出やすいんですが

イエシロアリなんかは

行動半径が一説によると100メートルにも及ぶらしいので

「イエシロアリは砂地を好む」

という俗説が出たりします。

実際には、

イエシロアリのほうが水を運ぶ袋が

ヤマトシロアリよりも大きいだけなんですけどね。

あと、

ヤマトシロアリはものすごく臆病ですから、

点検しただけでも逃げ出したりするので行動範囲が狭いのかもしれません。

で、

点検なんですが、

「蟻道を探す」

ことから始めましょう。

シロアリは地面から出たくないから家に進入するためには

トンネル状の通路を作らなくてはいけません。

これが蟻道です。

よくわからない泥で出来た筋のようなものですが、

これがあるとシロアリが家に入っています。

犬走りとか、家の基礎部分に地面からあがっているものがそうです。

これはいい家の作りをしている場合は簡単に発見できるんですが

耐震補強材とか使っていると蟻道が見えなかったりします。

ウッドデッキは家にとってはほぼ自殺です。

シロアリに対しては絶対にやってはいけないものです。

枕木なんかを庭に埋めて
「おしゃれでしょ?」
ていうのもシロアリを呼びます。

業界用語で

「シロアリホイホイ」

って呼んでいます。

家に花壇を作り付けるのもだめです。

花壇から進入します。

蟻道はトンネル状のものだけではありませんから、

犬走りに割れがあると割れの中を伝って進入します。

「床下、庭にに木を置かない」

「枯れた庭木は早めに処分」

「犬走りの点検」

「床下の点検」

「目指できない場所を作らない」

これぐらいでも、相当家は守れます。