なぜこんなひどい家を売ろうとするんですか?

「なぜこんなひどい家を売ろうとするんですか?」

これ、300万円ほどの土地付き1戸建ての中古住宅に案内したお客様のセリフです。

築17年、JR日豊本線椎田駅から約400mほどの場所にある家です。

当然この価格ですから、

  • 雨漏りしてます(ひどくはありません)
  • キッチンが狭いです
  • 駐車場がないに等しい状態です

これ300万円なんです。

ひどいという表現になりますか?

逆に家1件300万円で買える方がすごいわけで、

その値段で買えるものが、ピカピカの新品であるわけないと思います。

でもこういう方は、ピカピカの新品もしくは普通に住める家を想像しています。

ですからこういう方に家をお売りしても、

「○○が壊れた」

的苦情が増えることになります。

今まで一番ひどいのは、

「トイレ電球が切れたのは、不動産工房ゆくはしの責任」

というもの。

「駐車場の壁にぶつけたのは駐車場の作りが悪いせいだから不動産工房ゆくはしの責任」

というのもありました。

これを読むと、

「そんな奴いるわけねーだろ!」

と思われるでしょ?

賃貸のお客様は普通に

「電球が切れました」

という電話をいただきます。

まあこれは責任がどちらにあるのかわからない場合仕方がないんですけどね。

問題は家を買う方、

ピカピカの普通の家が300万で買えると思います?

以前何件か心理的瑕疵のある物件を売りましたが、

これも

「人が死んでいるんですか?!!」

という方が相当いらっしゃいました。

通常、土地だけで1500万円する物件が500万円そこそこで買えるということは、何かの問題があるわけで、そういうことを気にする方は、買わなければいいんです。

不動産には目安となる価格というものが存在します。

その目安を大幅に切っているということは、問題があるということです。

でも、

今回の家、リフォームに100万円かかっても400万円にしかならないんです。

以前はこういう方にもそれを説明していたんですけど、

こういう方は、それで納得したら今度は不動産手数料を値切るんです。

さらには税金を値切る。

登記費用をケチって登記しない。

なのでやめました。

こういう方には営業しません。

お問い合わせを頂いたら。

「雨漏りしてます。

キッチン壊れてます。

駐車場小さいです。

それでよければご案内します」

これでほぼ、こういう方は防ぐことができます。

それでも見たいという方は、本気のお客様です。

不動産工房ゆくはしは家を見るプロです。

再生不可能な家など売りません。

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