リフォームの目指すところ

リフォームをすると家は暮らしやすくなります。

これは、

「家というのは常に最初は失敗作」

ということに由来します。

一般的にハウスメーカーの家がいいのは、

「常に数多くの家を作るので、

どうやったらダメなのかを知っている」

からです。

ですから、

注文建築の家ほど使っている部材はいいんですけど

実際には暮らしにくいんです。

その施主さんの性格に寄るんですが…。

施主さんが家好きで、

家に詳しい人ほど家づくりは失敗します。

あるいは、こだわりの強い人ほど家づくりは失敗します。

これ両方とも

「こんなはずじゃなかった」

というパターンです。

「こち亀」という漫画があって、

よく変人の家が出てくるんですが、

あんな風な家を見たことがあります。

おそらく増築していく過程で

廊下の突き当りに何もないのを

「もったいない」

と思ったのか、そこに巨大な仏像を置いたんです。

それだけならともかくライトアップしてしまったりして…

直ぐに

「幽霊が出る家」

という風評が出ました。

注文住宅を作るとき、

よく奥さんと大工さんが喧嘩になります。

奥さんは

「私の夢のお城♡」

なんでしょうけど、大工さんから見ると

「この家は人は暮らせんぞ」

と思うので親切にやめた方がいいと言いますが、

奥さんは、

「爺大工に今時のセンスなんかわからない」

と喧嘩になるんです。

で、

見事に失敗します。

「リフォームすると暮らしやすくなる」

というのはこういうことで、

私の夢のお城♡奥様は、

「あんな爺大工にやらすから、こんな家になるでしょ!」

とブチ切れるんですが、

奥さんのこだわりが生んだ悲劇です。

不動産工房ゆくはしの考えるリフォームというのは、

「家の弱点を改善する」

ことを基本と考えます。

ですから、

「それをやると暮らしにくいですよ」

「それだとあとで困りますよ」

と必ず言います。

逆に客様の考えるいいリフォームの方向であれば、

どうやったら実現するのかを考えます。

これが本来のリフォームだと思うんです。

不動産工房ゆくはしの目指すリフォームは、

そういうリフォームです。