動物の駆除に絶対はありません。

「天井裏に動物が入って困るんです」

というご相談。

「動物は夏もいますか?」(市街地でない場合)

「かなり大きい動物のような感じですか?」

「所々でミシッという音がしますか?」

「コツンとか、ぽつんと言う音がしますか?」

これだけの質問である程度どういう動物課判断できます。

夏にいない=ハツカネズミの可能性があります。

ハツカネズミは、冬寒いときだけ家に入るので夏はいません。

市街地の場合、「ドブネズミ」であったりしますので、

夏も冬も天井裏にいます。

一般的に天井裏にネズミ類がいる場合、

蛇、もしくはイタチもいることになりますが、

ハツカネズミの場合、冬しかいませんので、

天井裏に蛇がいる場合、鳥かコウモリの存在を疑います。

かなり大きい動物=ハクビシン、アライグマ、たぬき、猫

を疑います。

テンヤイタチの足音はネズミと大差ありません。

これらが入り込むためには、

かなりの大きさの穴がないと入れないので、

大きな穴があるとわかりやすいようです。

時々、ミシッというのは、ほとんどの場合蛇で、

特にアオダイショウが多いようです。

コツンとか、ポツンという音が聞こえるときは、

鳥を疑います。

くちばしで天井裏を突くときの音のようです。

さて、

ご相談いただいたお宅に伺いました。

電話でのお話の内容から、

かなり大きい動物=ハクビシン、アライグマ、たぬき、猫

だと検討をつけていましたが、

軒の下の部分に、

巨大な穴を発見したので間違いないと思いました。

「まず最初に、

あそこに見えている穴を板金工事で塞ぎます。

費用は7万円程度です。

それで止まらなかったら次を考えます」

「ちょっとまって、1回で直らないんですか?」

「侵入経路が特定できない以上何回で止るかわかりません」

「あの穴を塞げばいいんじゃないんですか?」

「他に穴がないとは限らないし、

配管など疑えばキリがないんです」

「じゃあ結局いくら掛かるんですか?」

「わかりません、

お金もわからないし、保証もしません。

どこまでやればいいのかやってみないとわからないんです」

「ちょっとひどくないですか?」

「ウチの工事が気に入らないんでしたら他で頼めばいいし、

1回で直せる業者がいるのならそこに頼んでください」

「わかりました!おたくにはたのみません!」

どうぞご自由に。

不動産工房ゆくはしは、

「答えのない工事」

をお受けしたくありません。

生き物相手だと、答えがないんです。

もし仮にあなたが家に帰ろうとして、

家の前が塞がれて帰れなかったとします。

何もせず諦めますか?

なんとかして家に帰ろうとすると思います。

動物でも同じです。

板金で塞ぐのもそのためで、

木だと食い破られるからです。

ただ、

おそらく他のところに穴を開けるか、

違う場所から入ろうとします。

そうなると根比べです。

他の業者は簡単に仕事を受けて、

「いやー大丈夫だと思ったんですけどだめでしたか?」

で、次々仕事にしていきます。

不動産工房ゆくはしは、

「無理のものは無理」

というスタンスなので、

最初に必ず大変だと通告します。

真面目で一生懸命、

行橋のリフォームは不動産工房ゆくはしです。