家相と風水

自分は風水を少しやります。

と言ってもラッキーカラーなど知りません。

風水とは本来、

水脈、地脈、風の流れを読み、

お城を建てる場所などを決める都市工学であり、

科学です。

占いではありません。

ですから、

風水占いなど根拠が無いため当たるはずもありません。

「なんででそういい切るんだ?」

自分はかつて占い師をしていた時期があるため、

ほとんどの占いをやりますが、

風水占いというのは、

  1. 占う人が違うと占い結果が全く違う
  2. 本屋の本も書いてあることが全く違う
  3. 何にせよ根拠がまったくない

「占いって根拠なんかないでしょ?」

ないんですけど、あるんです。

自分が得意なのは西洋占星術なのですが、

これ、計算と統計と天体観測で成り立っているんです。

四柱推命もやりますが、

これも統計です。

手相も観相も統計です。

ここまで挙げた占いは、

「そういう傾向がある」

というもので、

これを心理学的には、

「バーナム効果」

と呼び根拠のない迷信と位置づけられております。

つまり、

統計の結果なので「当たらずとも遠からず」

という結果になるんです。

それに対して風水占いとか気学とか姓名判断とかは、

「まるでデタラメ」

なので、

本来の風水を害するものだったりします。

「家相」

というのは風水とは別のものです。

よく風水をやるというと、

「うちの家相どうですか?」

と聞かれます。

「住心地はどうですか?」

「いいですよ」

「じゃあいいんじゃないですか?」

と答えると変な顔をされます。

しかし、

別のものなので答えようがないんです。

実際に家というのはやっちゃいけないことというのは、

多くはありません。

ただし、こういう家は絶対に駄目です。

これ実際にある家ですが、家のど真ん中に部屋を分断して巨大な階段のある家です。

階段の頂点が北ですので、非常にまずい配置となっています。

この家、

実際に人が何人か亡くなられております。

霊能者の方に言わせると、

「あの世に続く階段」

なんだそうです。

自分的にはそこのところはどうでもいいのですが、

起きたことを考えるとゾッとします。

鬼門につきましては、

京都の御所あたりが鬼門を避けた作りになっていることから、

「鬼門は避けるもの」

と考えるようになったようですが、

あれは鬼門は、

「ご先祖様の帰ってくる門だから開けておく」

との考え違いだと思います。

実際に避ける必要はありません。

風水的な土地の選び方としては、

  1. 感覚的に何らかの圧迫を感じない土地
  2. ジメジメした印象のない土地
  3. 強い光や視線を感じない土地

というのがいい土地です。

三角地とか旗竿地を気にすることはありません。

巨木が生えている土地はいい土地で、

巨木の生えている家の住人は、

異例の出世をすると言われています。

本庄の大楠の近くから出生した人が出たとかは知りませんが…

本来の風水の基本は、

  • 出っ張ったものは削られる
  • 水は高いところから低いところに流れる
  • 海より低ければ沈む
  • 猛流水神に人の手は及ばない
  • 崖の下は風神がえぐる
  • ないの神は抑えることはできないゆえ受け流す

ぐらいかな。