アマゾンキンドル出版しました
先日告知いたしました弊社出版物がAmazonにアップロードされました。
問題がなければ10月17日頃、
問題があれば、10月21日頃Kindleにてリリースされます。
と言うふうに告知されたんですが、
すでに10月14日にリリースされております。
内容はこれまでのうさぎ親父のブログの集大成です。
今回電子出版での執筆については、
「とにかく大変」でした。
まず、電子出版というメディアは、
おっさんにとっては「とんでもないもの」なのです。
自分がパソコンを始めた時代は、
当時は「マイコン」でしたが、
文字入力のためのキーボードがありませんでした。
プログラム入力は、マシン語でテンキーで行うものでした。
その次代を経験しているので、
自分は未だにキーボードのブラインドタッチができません。
その次代からどんどんコンピューターの技術が開発され、
「ワードプロセッサー」というものができました。
カナタイプラーターに頼らず、
文章作成が出来る画期的なものでしたが、
「遅い、文字が少ない、印刷コストが高い」
というものでもありました。
しかし、その次代を経験しているので、
文章の作成は「Word」がとても楽なのです。
ワードは、
文字の位置とかをすべて編集できるソフトなのですが、
当然用紙が変わると、編集画面はズレまくります。
ところが、ホームページなどは、
用紙が変わっても自動で文章が流し込まれて変形しません。
電子書籍は、これと同じ発想なので、
編集イメージと完成したものが違うと言うことが起きます。
文章だけで本を構成する場合は、
問題が発生するのは、
「縦書き、横書き」の違いだけです。
英語は基本横書きなので、
ホームページ等横書きが多いのですが、
これを縦書きに治すのは実はけっこう大変だったりします。
電子書籍も色々なツールがあるんですが、
縦書きにするツールというのは、あまり多くありません。
ですから、
Amazonから提供されているツールを使っても、
勝手に横書きになります。
今の世代の人は、
横書き文化になってしまっているので
違和感がないかも知れませんが、
自分の世代は横書きに触れる機会の方が少ないため、
違和感があって読みにくいのです。
(まあ、その問題は意外なところで解決するんですが)
実際今回の出版でも、
校閲後、アップロードのための最終校正に3日かかりました。
本に挿入する画像の殆どはすべてスキャンし直しになりました。
その間ずっとe-pubについて悩み続けました。
e-pubと言う電子出版の国際規格は、
ほとんどホームページの作りと同じです。
こちらで最初から記述したほうが、
文章の構成がいいのでトライしましたが、
最終的にやめました。
実はかなり縦書きが辛いのです。
「できないんなら悩む必要ないや」
ということで、
AmazonにWord現行を放り込んだら、
Amazonが縦書きにしてくれました。
「なんじゃそりゃ」
ですね。
不動産工房ゆくはし株式会社監修の本、
よろしかったらお買い上げください。