ハンバーグ
うちの子供はハンバーグが大好きです。
自分の基本の作り方は、
- ミンチ(あいびきが多いですね)
- 玉ねぎ
- パン粉
- 卵
- ナツメグ
- 塩
- 胡椒
これだけです。
これらを適当に混ぜます。
ナツメグは習慣性があるため加減して使います。
塩も加減しないと大変なことになります。
よく、
「こねて粘りが出るほどに」
という人がいますが、
広島に「馬の手」というハンバーグで有名なお店があってそこのハンバーグは、まったくこねていません。
ひき肉たっぷりのトマトシチューのような状態でハンバーグのイメージなどどこにもありません。
「ふーん、これでもいいんだあ」
となるわけですが、
アメリカではハンバーグのことは、
「ハンバーガー」
と言います。
日本ではマクドナルドのようなパンにはさんだものをいうようですが、アメリカではミンチの肉もハンバーガーです。
ハンバーグの語源は「ハンブルグ」ドイツの都市です。
ハンブルグ風肉料理だから「ハンバーガー」です。
つまり日本人の発想からすると馬の手のようなハンバーガーは邪道ですけど、アメリカの考え方なら立派にハンバーグになります。
ということで、こね方。
好みでいいのでは、と思うのです。
フワフワしたハンバーグもがちがちのハンバーグも
家それぞれのお母さんの味でいいのでは、と思います。
自分のは性格的に「適当」です。
だって手が冷たいんだもん。
うちでは焼くハンバーグよりコンソメスープで野菜と煮込むことが多く、
ハンバーグも丸めるので、いわゆる「デンマーク風」シチューの一種になります。
「?」
デンマークは肉団子をよく食べるので肉団子にしてしまうと料理の名前は「デンマーク風」となります。
「ハンバーグじゃないじゃん」
そうですね。
あと、
「春キャベツのファルシーコンソメ仕立て」
という料理も作ります。
これ、コンソメ味のロールキャベツのことです。
デンマーク風ミートボールシチューだって、
「デンマーク風ひき肉のフリカッセコンソメ仕立て」
と言えば高級フランス料理になります。
「ポークアングレーズ」
かーっくいい!
「とんかつ」ですね。
「アップルサイダー」
しゅわしゅわと冷えた…リンゴの…
ただの「リンゴのしぼり汁」です。
アメリカでは子供が小遣い稼ぎによく道端で売ってます。
身もふたもないですが、料理は誇大広告になりません。
これ結構不思議なんですが、メニューと実物がまったく違うことについてもほとんど問題になりません。
不動産だと大変なことになります。