住宅ローンが支払い不能になりそう
コロナの影響で収入が減り、住宅ローンの支払いが難しくなっているという声を聴きます。
これについて、はっきりと断言できることは一つしかありません。
「ネットなどで情報を集めている段階で、その努力は無駄です」
住宅ローンというのは金融情報ですので、
「来月支払い不能になりそう」
では間に合いません。
少なくとも3カ月後~1年後とかに支払い不能になる場合にのみ、
我々専門家も対応できます。
ましてすでに支払いが停止しているなど、
信用情報に傷がついているので借り換えなどできません。
つまり、
「情報を集める」
「悩む」
「家族で相談する」
この時点で手遅れなのです。
このような場合、まず先手で専門家に相談することが大切で、
相談するという行動のとれない人は対応できません。
「住宅ローンの支払いが出来ない」
↓
「その家は、今売却して住宅ローンが解消できるのか?」
↓NO
「OUT」
これは考えてみるとわかりますが、自宅を売却してローンだけが残る。
家族の生活があるので、賃貸で生活する。
家賃とローンの二重支払いとなるため、最初からない話なのです。
任意売却というのは、競売前に自分の意志で家を売ることですが、
これについて残債が2千万円以上あると、
大都市の好立地の物件以外かなり厳しいのが現実で、
ローンがガッツリ残る結果になりやすいのです。
つまりこの場合、競売になるしか残された道はないため、
「競売にかかり家を失い、自己破産する」
ということになります。
これを防ぐには、
「早めにプロに相談する」
これしかありません。
我々は
「住宅ローンの支払いが出来ない」
↓
「どうやって家を残すか」
↓
「ローンの組み換えは?」
というように可能性を追求します。
その結果、うまくいくこともあるでしょうし、
無理な場合もあるでしょう。
ただしこれは成功報酬なので、
相談にお金がかかるわけではありません。
むしろひたすら時間が欲しいのです。
対応する時間があればあるほど対策が選べるので、
最良の結果が出しやすいのです。
ギリギリではどうにもなりません。