Amazonキンドル「家のことをもっと知ろう」出版しました!
かねてより執筆中であった「家のことをもっと知ろう」が刊行しました。
インターネットで気軽に情報を入手できる時代です。
非常に便利なのですが、
反面、情報にいろいろな作為が含まれているのも事実です、
特に不動産や建築に関する情報は、
殆どが印象操作で、
本当に中立公平な記事は、
全体の1割程度しかありません。
特に、
「〇〇住宅は耐久性もバッチリです」
というような広告があり、
更に「〇〇住宅の優れた構造」のような記事広告が、
あったりして非常に混乱します。
しかし、日本の建築基準法に、
住宅の構造に関して、基幹部分に致命的な欠陥がある以上、
日本の住宅が長持ちするなどありえません。
ですから、有力ハウスメーカーは、
「在来工法」という、
日本の建築基準法を満たす建築方法を捨てたのです。
ただ、大半の人は、
「一生に一度の買い物だから」
と思い、ハウスメーカーを信じて家を買うのです。
ハウスメーカーにも良心があり、
いいものをお客様に提供しようとするのですが、
日本の建築基準法に沿った在来工法では、
まともに建築すると、
「家は30年で腐る」
ということを、
避けて通ることは出来ません。
なぜなら、
法律を守らないと家が建たないからです。
この悲劇は、
太平洋戦争に日本が負けたために起きたことです。
アメリカが持ち込んだ日本の風土にあわない建築基準法を
「日本の建築基準法」
にしてしまったことから始まります。
このとき、日本の有力の建築学者は、
全員で、アメリカを支持しました。
結果が、
「日本に地震が有ると思わなかったんだよぉ」
というとんでもない住宅になってしまったのです。
今の日本の在来工法の建築物は、
「マグニチュード7に耐えられるよね」
ということで7.5は「想定外でしたー残念!」
となり、
「マグニチュード7.5に耐えられるように改良したから」
8.5の地震が来ると「そんな地震が来るなんて…」
となります。
本来の日本の耐震構造は「柔構造」です。
これは、
「どんな地震が来ても、家は壊れるけど、まあ倒れんから」
というのもので、
「グニャグニャ揺れて地震の揺れを逃がす」
ものなので、
桁外れの耐震性を誇ります。
これは全世界の超高層ビルや、
東京スカイツリーに使われている技術なのです。
国土交通省はアメリカに従うために、
この日本の誇る耐震技術を捨てました。
「住教育」が叫ばれる今日、
これではだめなので、本を書きました。
家のことがよく分かるように一生懸命書きました。
どうぞご活用ください。