終活セミナーと介護問題
私が終活セミナーを考え始めた理由。
その中でも一番大きな理由は、父の死。
父の死そのものは、見つかったら既に手遅れの末期がん。
よくある話でそこには何のストーリーもない。
そこにストーリーを作ってくれたのは、父の生きざま。
ここは誤解が無きように言っておくが、「良い」方ではない父の生きざま。
ぶっちゃけ、エンディングノートでもなんとかノートでもそんなの名前なんか、なんでもいい。
とにかく、そういうことを考えることが大事。
そんなことを今から考えていたら、あんな風にはならなかっただろうなあ~と今は思う。
今日も母と「介護」について話した。
「ねえ、お母さん、もしもデイサービスに行くようになったら、どこに行きたい?」
こんなことが日常会話で話せるのも、私がもしもノートを作り、終活セミナーをしているおかげ。
母曰く、「情報、集めとかないけんね~。どこのデイサービスがいいか、そんな目線で考えたことなかった。」
「同じ市内でなくても行けるんよね。」
母も母なりに少しは考えていたみたいだけど、「自分が行く目線」では考えていなかった。
それを、会話することにより「自分の目線」で考えることが出来るようになる。
それもこれも「こんな風なことを私、やりよるんよ」と母に見せているから。
私が考える「終活」は、葬儀や葬式のことではない。
今から「いつかの未来」を考えることにより、より豊かに生きれるようになるから。