相続の教室ふらっと「遺産分割」お金を手にした女の子は・・・
相続の教室ふらっとで主催のセミナー、テーマは、「遺産分割」
遺産分割ってもめる。
とは言っても、どんな風にもめるのか?ってピンとこないですよね。
ということではじまりはじまり~
むかしむかし
あるところにおじいさんとおばあさんがおりました。
おじいさんは、山にしばかりに、おばあさんは川に洗濯に・・・・
じゃなくて、おじいさんは数十年前にお亡くなりに、おばあさんは、つい先日お亡くなりになりました。
おばあさんには、玉の様な男の子とかわいい女の子がいました。
男の子は、おばあさんが亡くなる頃には、おじさんに。
女の子も同じく、おばさんになっていました。
二人とも可愛かったのに・・・・・今は・・・・(いや、関係ないよね、今、かわいさは関係ないし)
男の子は、結婚していました。
そして、女の子もつい最近、めでたく結婚しました~。
ずっと婚活を続けていましたが、中々ご縁がなく、半ばあきらめていました。
が、やっとその努力が実り、おばあさんが亡くなる前には結婚しておりました。
良かった。良かった。
結婚できてよかったね。
女の子は50歳を過ぎていましたが、おばあさんが亡くなる前にやっと結婚できました。
問題は、ここ。
女の子は結婚しました!!!!!!
おばあさんが亡くなる少し前に。
おばあさんには、遺産というほどの遺産はありませんでした。
が、おばあさんが住んでいた家は、おばあさんの名義だったので、男の子と女の子は二人でそれを相続することになります。
男の子は結婚して、別の場所で暮らしています。
女の子もつい最近までその家で暮らしていましたが、今は、結婚して、別の場所で暮らしています。
男の子と女の子は、話し合いました。
家を売って、売ったお金を2人で分けようと。
ただ、家を売る時に名義を2人にすると手続きが面倒だから、とりあえず女の子の名義にしよう。
なぜ、女の子の名義にしたのか?
男の子より、女の子の方がその家に近いから。単純な理由で男の子は女の子の名義にすることにしました。
家は、もう古くて家としての価値はありません。
家として価値はなくても、土地としてなら売れるでしょう。
そして、めでたく、家は売れました。
女の子1人の名義にしていたので、売買契約もスムーズに終わりました。
さあ、これで残りを女の子が男の子に渡したら終わりです。
ところが!!!
女の子の結婚相手がこの話をぶち壊します。
女の子を言いくるめて、
男の子に渡す必要はないと、女の子を説き伏せたのです!!!!
元々、女の子はそんな子ではありませんでした。
「男の子は、若い時に親からお金をたくさんかけてもらったのに、自分は何にもしてもらってない。」
などと女の子は言い出しました。
これは、女の子の結婚相手の入れ知恵です。
女の子は、そんなことを自分から言うような子ではありません。
そして、このお話の結末は・・・・・
知りたいでしょ?
この先がどうなったのか?
それはね・・・・
というようなお話を、相続の教室ふらっとのセミナーではたくさんお話します。
怖いですよね。
遺産分割って。
何がおこるか分からない。
遺産分割。
現場からは、以上です!