筋の悪い土地=ちょっとぞっとする話
住んではいけない地名とか不動産工房ゆくはしは得意なんですが、
稀にそういうのと関係なく良くない土地があります。
これ具体的にどういう土地だからこうなんだというわけでもなく、
「なぜか」
ということが多いのが不思議です。
こういう土地の特徴は、
「謄本を取得すると何枚も出力される」
というのが非常に多いようです。
これ、
「汚れている謄本」
といいます。
当然一人の所有のままで謄本が汚れているパターンは、
何か商売とか事業をされている場合普通にあることです。
問題は、
「〇〇年競売により差し押さえ、
競売により売却。
〇〇年競売により…」
と延々と続くパターンがあります。
これなぜだかわかりません。
しかしこういう家が稀にあるんです。
というより、
大きな住宅地の中には必ずあります。
参考までにこうなった経緯を調べたことがあります。
↓まず、
新築で引っ越してきてしばらくすると奥さんが出ていきます。
ご主人だけが暮らしていることが多く、
玄関周りや庭が荒れ始めます。
↓主に草ぼうぼうとなり、
ガレージの屋根が壊れたり、
網戸が破れたり、
ゴミが溜まったりします。
やがて競売にかかります。
競売は、
普通の方が落とす場合もありますが、
リフォーム再販する会社が、
競売で落としてリフォームして販売することも多く、
そういう家は、いい家が安く手に入るので人気です。
自分も昔、そういう専門の会社にいたので得意です。
ただ、
稀に、自分が競売で落とした家をリフォームして売って、
またもう一度、
競売で落としてリフォームして売ったことがあります。
これわずか3年の間に起きたことです。
しかも、
怖いことにこの家、
競売で落としたの自分が最初じゃないんです。
自分が最初に落とした時点で、
もうすでに2回競売にかかっていたんです。
つまり、わずか10年間で4回競売です。
自分のいた会社では事件事故は、
徹底的に調べるので事故物件ではありません。
なにか霊的なとか、
怖い過去があればば別なんですがなにもないんです。
ただただ、買った人が不幸になりいなくなるんです。
ちなみにその家の隣の人は、
普通に暮らしていて、普通に幸せそうです。
つまりその家だけなんです。
これとは別の家で、
競売で落として、中にはいってみると…
寝室のドアに、
内側から掛けられる鍵が20個近くついていた家があります。
これおそらく奥さんかご主人が、
室内に入れないようにしていたんだと思います。
鍵の一部は何回か壊された形跡があり、
ドアもあちこち凹んだり穴が空いているので、
なにかやばいことが起きたんだと思います。
自分は、
「シャイニング」
という映画を思い出しました。
壁を剥がしたら、
中がすべて燃えカスだった家というのもあります。
これ火事だと思って持ち主に聞いたら、
「シロアリがすごかったから自分で焼いた」
…この人…アホだ…
というのもありました。
ちなみにこの家、
2階から降りるときに使う階段の踊り場に穴が空いていて、
トイレに入っている人を上から覗ける仕組みになっていました。
競売にかかる家の殆どはこうではありませんが、
稀にこういう衝撃的な家があります。
そんなコワい話を集めた本がこちらです。
不動産って結構コワかったりします。。。。
こちらには住んではいけない地区と治安が悪い地区だけでなく、
過去にあった色々な事件も載っています。
このページを見たら、福岡、やっぱり怖いのかも・・・と思ったりするかもしれませんね~。
福岡の住んではいけない地区!治安が悪い危険な地域を紹介
あとは、違う意味で「危険」な土地ってありますよね。
そんな話はこちらのブログをお読みください。
「住んではいけない」土地と言っても色々あるということです。