コロナ禍における緊急事態での住宅ローンの借り換え

コロナウイルスによる収入減で、

住宅ローンの支払いが難しくなる方もいらっしゃると思います。

当然そのような場合、

住宅ローンの組み換えを検討されると思いますが、

これについてはなかなか難しい部分があります。

まず、

「支払えないから何とかならないか」

という場合、事情にもよりますが組み換えは、

現在の状況ではできません。

政府の方針や、

政策が変わった場合は可能になるかもしれませんが、

現状では無理です。

理由は、

「今支払えないのなら、組み替えても支払えないでしょ?」

ということになるからです。

この場合質の悪い金融機関だと、

「月々の支払額を別のローンでを融資します」

ということを言いますが、

金融機関の自作自演によるリボルビング払いのようなもので

これは人を完全に破産させる方向に進みます。

「自分さえ儲かればいい」

という金融機関の姿勢が現れる瞬間です。

ローンの借り換えは、事実上、

「今借りている金利より安くなる」

ということがポイントになるので、

まず金利の差額がないとなかなか難しいと思います。

つまり、

「昭和56年7月以降に建築されたもので、

平成25年程度までに建築されて融資を受けたもの」

であるなら可能性があります。

この場合の絶対条件として、

1.3大疾病を発症していない

2.キャッシングローンの利用がない

3.カーローンがない(収入による)

4.延滞がない

というのはローン組み換えの条件となります。

支払期間の延長により支払額の軽減については、

支払期間の物理的限界があります。

支払期間は80歳を超えることができませんので、

45歳以上で住宅を購入された場合は支払期間の延長は絶望的です。

こうなると、親子リレーローンという方向性も考えられますが、

子供が未成年、あるいは未就労の場合なかなか難しいと思います。

次におそらく考えるのは、

「家族の誰かに売ったことにしてローン期間と金額を変える」

という方向性だと思いますが、

これを受け付けてくれる金融機関はほぼありません。

不動産工房ゆくはしでは、

メールおよび電話によるご相談を承っております。

今現在(緊急事態宣言の目安である5月6日まで)

直接お会いしてのご相談につきましては、

完全予約制とさせていただいております。

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